鳶職がかっこいいと言われる理由は?魅力やおすすめの鳶職を紹介

皆さん、こんにちは。静岡県周辺でプラントや建築設備への重量物搬入据付工事を行っている日東機工株式会社です。


弊社では、鳶職人が多く働いています。鳶職人にはさまざまなイメージがありますが、実際にはとてもかっこいい職業です。

とはいえ、鳶職人という職業を聞いたことはあっても具体的にどのような職業かわからないという人もいるでしょう。

格好がいいとはいっても、具体的なところがわからないと、検討することができないという人もいます。


そこで今回は、鳶職という職業が気になっている人のために鳶職の魅力やおすすめの点について詳しく解説します。




■かっこいいと言われる理由は?



そもそも、鳶職にあまりいいイメージがないという人も少なくないでしょう。「鳶職人はガラが悪い」「なんとなく怖そう」などと考えている人もいるのではないでしょうか。


しかし、現代の鳶職人は怖そうなイメージとはかけ離れている人も多くいます。礼儀正しい人も多く、おしゃれな作業着を着ている人も少なくありません。


鳶職人は、建築現場には欠かせない職業です。危険度が高く、鳶の種類によっては高所での作業を担当し、専門的な仕事を行っています。鳶職人がいなければ建築工事が滞ってしまうほど、重要な仕事です。




■高収入だけじゃない!鳶職の魅力とは



鳶職人は、高収入であることが多いです。何故なら、危険な高所での作業を請け負っていて、なおかつ他の人にはできない専門的な仕事をこなしているからです。


鳶職人は、頑張れば頑張っただけ稼げる仕事であり、資格などを取得すればなおさら高収入が見込めるでしょう。一般的に建築関係は高収入であることが多いですが、専門職である鳶職人は、なおさら収入が多くなりがちです。


しかし、鳶職人の魅力とは高収入というだけではありません。ここでは、鳶職人の魅力について詳しく解説します。



・達成感と誇りが持てる仕事

鳶職人の仕事は、建築の下準備です。足場や鉄骨など、建物が完成したら撤去されてしまうものが多いからです。しかし、目に見えるものは残らなくても、できあがった建築物を見て自身が工事に携わったのだという達成感を味わえるでしょう。


特に高層建築や公共の建物などに携われば、工事中は危険度が高いものの家族に自慢ができますよね。もちろん大きな工事だけでなく小さな工事現場であっても、自身が携わった仕事に関して誇りが持てるでしょう。



・手に職をつけられる仕事

また、鳶職は専門職であり、手に職をつけられる仕事でもあります。代わりのいない職業であり、どの建築現場でも重宝されます。一口に鳶職人とはいっても、さまざまな種類があります。


どの鳶職人も重要で代わりのいない仕事を担っているため、建築現場がある限り職がなくなることもないでしょう。


鳶職人は基本的に資格がなくてもなれるため、未経験で職について現場で鍛えられながら仕事を覚え、余裕ができれば資格を取得する、ということも可能です。


多くの現場で必要とされる鳶職人の需要は多いものの若手が不足しているため、未経験だからといって就職できないということはありません。今後に関しても、建築現場がなくなることはないため、将来性がある仕事といえます。




■今から鳶職になるならどれがおすすめ?



今から鳶職になるとしたら、その職種がお勧めなのか知りたい、という人もいるでしょう。鳶職には、足場鳶・鉄骨鳶・重量鳶などの種類があります。


どの鳶職人も重要な仕事を行っています。ここでは、鳶職の種類とそれぞれの仕事内容について詳しく解説します。



・足場鳶

足場鳶の仕事は、その名の通り足場を組む仕事です。建築現場では、高所の作業をするためには、足場が必要です。


足場がなくては、大工など他の職業の人が仕事を安全に行えないからです。足場は重要ですが、あくまでも仮設であり、工事が終了したら撤去する必要があります。


撤去作業を行うのも、足場鳶の仕事です。足場の設置は他の職人の安全性がかかっている、重要な仕事といえます。



・鉄骨鳶

高層ビルなどの高所で鉄骨や鉄筋建築の骨組みを組み立てる仕事をするのが、鉄骨鳶です。一般的に建築現場で鉄骨関係の仕事は、基本的に鉄骨鳶の仕事と思って間違いないでしょう。


地上で作業をすることも多いですが、鉄骨はクレーンで釣り上げて組み立てることになるため、高所での作業もあります。基本的にはうまく鉄骨を移動して、図面通りに正確に組み立てなければなりません。


鉄骨・鉄筋などは耐久性が高く、工事の多くは高所になるため、危険を伴います。また、組み立てるだけでなく、解体作業を行うこともあります。



・重量鳶

重量鳶は、フォークリフトなどの重機を利用して重量の大きい大型機械などの運搬を行います。また、空調設備などの設置や解体なども、重量鳶の仕事です。今から鳶職人になるなら、この重量鳶がおすすめです。


もちろんどの鳶職人も重要な仕事ではありますが、その中でも特に専門性が高く、足場鳶などと比べると体力的に負担が少ない場合があるのもポイントです。


なぜなら、基本的に人力で足場を組み立てる足場鳶とは違って、重量鳶は普段は機械を使って必要なものを運ぶことになるからです。ただし、場合によっては機械を入れることができない場所もあり、そういった時には人力で運ぶことになります。

また、重量鳶は高所での作業が少ないため、高所作業が苦手と感じる人にとっては働きやすい環境となっており、おすすめです。


》重量鳶ってきつい?こんな人におすすめです


》他の鳶職より専門性が高い!? 重量鳶っていったいなに?



・重量鳶になるなら資格を取るのがおすすめ

重量鳶は、必ずしも資格が必要な仕事というわけではありません。そのため、資格がないからといって、重量鳶になれないわけではないのです。


実際に就職してから仕事を覚えていく未経験の人もいます。しかし、資格があることで仕事の幅が広がり、キャリアアップを目指すことが可能です。そのため、資格を取得してより重要度の高い仕事ができるようになることをおすすめします。


鳶職人におすすめの資格には、玉掛け技能講習・中型・大型自動車運転免許・とび技能士・フォークリフト運転技能講習・高所作業車技能講習・クレーン・デリック運転士免許などがあります。


その中でも特に重量鳶におすすめの資格は、フォークリフト運転技能講習・高所作業車技能講習・クレーン・デリック運転士免許などです。どれも重量鳶が扱う重機の操縦に必要な資格になります。


これらの資格がなくては、専門職である重量鳶とはいえ、重要な仕事を任せられることはないでしょう。さまざまな建築現場で仕事を任せてもらうためには、重量鳶に必要とされる資格を取得することが大切です。


》重量鳶に必要な資格とは?取るべき資格やメリットを紹介


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■鳶職は今後も必要とされ続ける仕事!



鳶職は、今後も多くの建築現場で必要とされる仕事です。たとえば、足場鳶がいなければ、建築現場で安全に効率よく足場を組むことができません。足場は、高層建築だけではなく一般住宅の建築においても、必要とされます。


また、橋をかけるときや修繕作業を行うときにも、足場は必要とされるでしょう。危険な高所での作業をより安全に行うための足場の設置は、とても重要な仕事であるといえます。足場がなくては、一般住宅も高層建築も作業を進めることができず、困ってしまいます。


また、重量鳶がいなくては、大型の産業機械を建物内に運ぶことができません。建物内部に大型の機械を設置する作業は、生活になくてはならない作業といえます。これらの仕事をこなす鳶職人は、今後も多くの建築現場で必要とされるでしょう。



・鳶職人に向いている人

鳶職人に向いているのは、チームワークを大切にできる人です。足場鳶や鉄骨鳶は、高所で作業をすることも多く危険を伴う仕事です。そのため、常に声掛けや合図を送り、皆が一丸となって仕事をしなければなりません。


コミュニケーションをしっかりとって、チームで心を一つにすることが求められます。また、ほんの些細なミスが大事故につながる可能性もあるため、注意力のある人に向いている仕事です。建築現場で必要とされる鳶職人は、年々人手不足が深刻化してきています。


若い職人はなかなか見つからず、現在ベテランといわれている職人たちは、年を重ねてその重要な技術を若い世代に伝えることなく引退をしなければならない場合もあります。そのため、今こそ体力があり、若い世代の鳶職人が必要とされているのです。




■まとめ



本記事では、鳶職人に関して詳しく解説してきました。鳶職人は、非常に重要な仕事であり、建築現場には欠かせない仕事でもあります。鳶職人の種類は多岐にわたり、専門ごとにそれぞれ足場鳶や重量鳶といった名前がついています。


鳶職人は3K(きつい・汚い・危険)のイメージが強く、作業がつらいのではと敬遠される方も少なくありません。

たしかに、時にはつらい仕事もあるかもしれませんが、その分、大きなやりがいや頑張った分だけ給与に反映される職業でもあります。

人々が生活している限り、建築や解体の仕事がなくなることはないため、今後も多くの建築現場で、多くの鳶職人が必要とされるでしょう。やりがいを感じたい・高い給与を求めている方はぜひ、鳶職人・重量鳶を目指してみてください。




■鳶職・重量鳶として、日東機工で働きませんか?



日東機工では、鳶職・重量鳶として働ける人を募集しています。重量鳶の主な仕事は、重量物の搬入や据付工事などです。

日東機工は、産業機械や重量機械の搬入、据付工事などをおこなっている会社です。顧客へのご提案・各種施工・修理・メンテナンスなどもトータルサポートができるだけの対応力と技術力があります。


日東機工は全国各地の製紙会社、変電所、自動車部品工場などを中心に、産業機械のプラント設備・電気設備・空調設備など対応しております。


現場は全国にあるため、出張もありますが、きちんと出張手当が出るため、安心できます。

既に重量機械の搬入・据付工事に関する資格を持っているのであれば、優遇しますが、未経験も大歓迎。


日東機工では稼ぎたい人がどんどん稼げる環境にあります。年収700万円以上も、夢ではありません。現場経験を10年以上積むことで、現場責任者になることができるため、そうなってくると年収700万円以上の収入を得ることができます。


また、スキルや取得している資格によっては年収1000万円も決して手の届かない金額ではありません。手に職をつけたい、格好いい仕事がしたい、頑張って稼ぎたいという人は、ぜひ一度日東機工にお問い合わせください。


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