皆さんこんにちは、静岡県富士市を拠点に、全国で重量物搬入・据付・機械据付工事などを手掛けている日東機工株式会社です。
皆さんは、世界一の高さを誇る電波塔・スカイツリーの建設で活躍し、高速道路の橋梁作りなどにも欠かせない、重量物を扱うプロ「重量鳶」をご存知でしょうか?
今回は、その重量鳶の世界についてご紹介いたします。
■重量鳶とは?
重量鳶とは、重量物の搬入・運搬・据付までを行う専門職のことです。時には数十トンもの重量物をクレーンなどの重機で吊り上げ、それをミリ単位の精度で備え付けるという、ダイナミックかつ繊細な作業を行います。鳶職は、一般的に建設現場において高所の作業を専門に行う職人ですが、 重量鳶はこのように、一般の鳶職とは作業内容が大きく異なります。
そもそも、重量物とは?
労働基準法によると、1人では運べないもの、つまり「重さ55キロ以上のもの」を重量物と言います。そして中には、数百キロ、数百トン、そして数千トンクラスの重量物もあるのです。
何を搬入・据付しているの?
工作機械の搬入・据付がメインとなります。その他にも、工場などで使われるプレス機・旋盤などのマシンをはじめ、貯蔵タンクなどの工場設備・MRIなどの医療機器・鉄道車両・ロケットの本体や部品・美術品なども搬入・据付の対象となります。
運搬・搬入方法は?
運搬する重量物の種類と運び先に合わせ、トラック・トレーラー・大きな特殊トレーラー・船・鉄道などを利用し、あらゆる機器・設備等を運びます。
重量物を搬入する際には、使用場所や搬入物の形状・重さによって、フォークリフト・天井クレーン・ユニック車(クレーン付きトラック)等あらゆるタイプの搬入機器を使います。
■重量鳶として働く意義や誇り、メリット
一般の人にはなかなかなじみのない重量鳶の仕事ですが、建設業界のガテン系作業員の中では、この重量鳶こそガテン系の最高峰とも言われる誇り高い専門職なのです。
では、その重量鳶として働くメリットを見てみましょう。
・やりがいのある仕事
ダイナミックかつ繊細な作業を求められる分、専門職としてスケールの大きな作業を完遂したあとの充実感には、格別なものがあります。
・専門技術の習得
様々な専門技術を習得できるだけでなく、その技術を実戦で使うチャンスが沢山あります。また、技術を積極的に学び武器にしていけば、建設業界・運送業界では恐いものなしです。
・土地や人との出会い
重量鳶の仕事は、全国を股にかけた仕事です。仕事先は日本国内に留まらず、海外に及ぶこともあります。出張を通じて初めて知る土地や人との交流も、この仕事の醍醐味の一つです。出張先では、観光名所や地元料理を堪能できるかもしれません。
もちろん、重量物を扱うという作業上、現場は厳しく危険が伴うこともあります。しかし、精密な作業が必要とされるシビアな仕事だからこそ、専門職としてのやりがいやおもしろさがあるというものです。
他にも重量鳶の仕事としては、スカイツリー・種子島のロケット・高速道路の架橋・風力発電・東日本大震災復旧作業など、幅広く活躍の場があります。このように、重量鳶の仕事はダイナミックかつ繊細な作業が求められる、プロ集団の仕事なのです。
■重量鳶になりたいあなたへ!日東機工へのお誘い
日東機工では、明日の日本や世界を形作る重量鳶になりたい方を募集しています。そして私たちの職場には、以下のような環境が整っています。
・若い世代中心でエネルギッシュ
・会社による積極的な免許・資格取得支援
・多数の大手企業との取引による仕事量の安定と収入の確保
・万一のための各種保険完備
プロとして働く以上、仕事には厳しく、若手もベテランも皆真剣です。しかし、窮屈な雰囲気ではなく、潤滑なコミュニケーションの中で皆が切磋琢磨しています。
このように日東機工では、やる気と情熱のある仲間を広く募集しています。経験の有無は問いませんので、我こそはと思う方の応募をお待ちしています。
<採用情報>
https://www.nitto-kiko.co.jp/recruit
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